表面加工
プレスコート・ビニール引き
印刷面に樹脂を塗り、熱と圧を加えて光沢を出します。耐摩耗性に優れている為、雑誌の表紙・パッケージなどに用います。
保有機械
- 1号機 松本製 VCA30-2
- 最大紙 1300㎜×1000㎜/最小紙 370㎜×470㎜ 最小紙厚
- 2号機 松本製 CR-30-B
- 最大紙 1100㎜×950㎜/最小紙 370㎜×470㎜ 最小紙厚
- 3号機 松本製 CR-20-2
- 最大紙 1100㎜×800㎜/最小紙 637㎜×470㎜ 最小紙厚
加工の種類
- プレスコート
- サックマシンの糊貼りができます。
- ビニール引き
- 耐水・耐油性ビニール樹脂です。サックマシンの糊貼りができます。
- 水性プレス
- アクリル樹脂を溶かしてツヤを出す作業です。食品対応のため、においが少なく、安全性が高い加工です。
- 水性ビニール
- 耐摩耗性が高いのでパッケージに向いています。
- 水性マットビニール
- 耐摩耗性が高い。
- 油性硝化綿ビニール
- 輸出用 耐熱性に高い表面加工です。
加工の注意点
- ・最大A倍版まで加工可能(厚み条件あり)
・印刷紙の厚みはコート紙の場合 4/6〈180k〉 以上。カード紙の場合4/6〈13.5k〉以上
・印刷紙の最小寸法は菊四歳までは給紙機で加工OK。四六8切は手流しにて対応(納期必要)
・印刷紙の乾燥状態・紙質によりますが、1800通/H前後。コート〈135k〉の場合は別途納期必要
・ビニールは最大 菊全版 最小は4/6 4切まで
・紙の厚みはプレス同様にて加工可能です。
・用紙にマットで吸湿性の高い物を選択すると光沢感は半減、もしくは、加工できない事があります。(プレス)
・加工前と後では、色が多少変化します。(プレス)
・金・銀インキの粒子の大きなインキは、ハガレが起こってしまいます。(プレス)
・全面加工のみで、部分加工は、できません。(プレス、ビニール)